成人式会場。自分からフッた元カレに未練タラタラで…(ももえ・27才・大阪府)

彼と初めて会ったのは、高校2年生の冬、修学旅行中のことでした。彼は私とは違うクラスでしたが私の親友(女性)と同じクラスで、彼は親友に向かって手を振る向かいのバスの私を見ていたのだそうです。私たちは私が手を降ってた親友の紹介により出会い、連絡先を交換して友人になりました。はじめは私と友人と彼の3人で映画に行ったりして、その後だんだんと私と彼の2人でも遊びに行ったりするようになりました。仲良くなってきたなあと感じ出した頃、彼から私に「好きです」と告白をしてくれて付き合い始めました。

付き合い始めたのは高校3年生の9月だったのですが、この時期はちょうど進路に悩んだり受験勉強に忙しくなり始める頃ですよね。私は推薦枠で地元大阪の大学への進学が決まっていたのですが、彼はぎりぎりまで進路が決まらず…やっと決めた進学先は岡山県にある大学でした。学びたいことがあるから他県の大学に決めたと言っていました。ただ彼女だというだけの理由で彼の将来にまで口を出す権利はないと思い、また遠くにいるのに彼の生活の邪魔になりたくないと思い、私は別れることも考えました。しかし彼が「俺は別れたくないから一緒にがんばろ」と言ってくれたので、私たちはその後大阪と岡山で遠距離恋愛をすることになりました。1年半ほど遠距離恋愛を続けました。お金もなく、会えるのはよくて月に1回。しかも会いに行くのは私ばかり。会いに行っても出かけたりせず、ずっと彼の家でテレビを見るだけ。正直、楽しくも幸せでもありませんでした。今考えると、きっと彼は私のことがだんだんめんどくさくなったのでしょうね。それでもなぜか、彼は決して別れを切り出しはしませんでした。私は徐々に、無駄にお互いを束縛しているのではないかと考えるようになりました。なんだかいろんな気持ちに追い詰められて苦しくなり、20になる歳の1月の深夜、私から彼に別れを告げました。

数日後、私たちの年代のの成人式が地域のホールで行われました。私と別れた彼は、実は大阪の中でも大阪市の同じ区内の出身であったため、当然成人式は同じ会場でした。朝から着付けやヘアメイクをしてもらって成人式会場に友人と向かいました。ですが、自分からフッたのに未練たらたらですごく落ち込んでいた私は、正直言って頭の中は元カレのことでいっぱいでした。人ごみの中で目をこらして探したけど見つからず、ホールの玄関前でやっと見つけました。元カレは私のことをちらっと見てすぐに目をそらし、言葉を交わすことはありませんでした。その後、一度も彼とは会っていません。どうしているのかも分かりません。私と元カレはお互いに自己主張が強く、折り合いをつけるということができませんでした。それなのに私が妙に依存していたんです。相性が良くなかったのかなと思います。今となっては分かれるのがお互いに一番よかったと思っています。楽しくなく我慢のほうが多い恋愛は、幸せとは言いがたいと思います。やっぱり「自分に合う人」を探すのが一番です。辛かったけど、あの時に一目会って気が済んだから今があると思います。どんなことも無駄にはなりません。

(ももえ・27才・大阪府)

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